第一種電気工事士試験 試験対策と合格
第一種電気工事士試験が全て終わり、ようやく記事にすることができるのでまとめておく。今回は運もよかったので、時間があるのならきちんとやることをおすすめするが。
まず6月中旬、第一種電気工事士試験の試験申し込みが開始され、衛生管理者も終了したので申し込みしておく。
しかしここから計画が大きく狂うほど人生の転機があり、忙しくてそれどころではなくなってしまった。やめようかと諦めもしたが、お金をかけてしまった以上、受けるだけ受け、ダメならそれでやめようと割り切った。
第一種電気工事士 筆記試験
勉強方法は、まず本は一冊のみ。
ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士 筆記試験すい~っと合格
を使用。
あとは、第二種電気工事士でもお世話になった
https://oreden1.kickwave.org
この2つのみ。
とはいっても、勉強時間が本当にないほど仕事が多忙になってしまったため、2ヶ月前から俺の電工1種をスタート。これだけでは、二種とは違って本当にわからないため、すい~っと合格の問題集を計算問題以外を3問連続で正解ができるようにした。
結果的には、問題集の部分しかほぼ使用しておらず、解説のページは多少は読んだが、ほぼ読んでいないといっていい。
次第に俺の電工1種の問題も一部がわかるようになってくるので、空き時間に繰り返すだけ。ただ計算問題を捨ててどこまで通用するか不明だった。自信もないまま本番へ。
試験当日は、午前で難易度高めだったようだ。実際、見たことのない問題が多く感じて、解きながらこれはヤバイと感じてたが、ド定番もあるのでギリギリで落ちるパターンだろうと思って、筆記試験終了。
帰路に速報で確認。採点していっても微妙な感じでダメだなーと思って数えてみた。
30問正解の60点。。。
もう一度しっかり数えてみたが、30問はあるので、合格したのかなと。
合格発表の日
無事に合格だった。合格基準は一つ下がり58点だったが、ギリギリに変わりなし。
第一種電気工事士 技能試験
もう筆記試験後に合格はしてるはずという前提で、電線などはすぐに購入。
ちなみに電線は2回分にしておいた。
この時期、忙しさは更に増しており、全然勉強時間がなかった。
とりあえずまずは
こんな図面を作って大量に印刷。そして複線図をひたすら書くだけ。
実際の作業はやる時間もない上に、やったところで2種電気工事士の時の感覚がまだ残ってたので、今回はまずは複線図!と割り切る。
試験まで一ヶ月を切った頃から、実際に作っていくが、やっていると「この程度なら特にやる必要もほぼない」と感じてきたので、結局、複線図に戻ってしまい、そのままそんなに作ることはなかった。一周はやって、あとは苦手そうな問題のみ。
結果的には電線がかなり余ってしまった。2種電気工事士の時とは全く別になってしまったが、昼休みも複線図の練習をするしかないほど時間の確保が難しくなったので、仕方ない。
あとは、公式が出している「欠陥事例」は何度も読んだ。それが不合格の基準なので、何をやったらダメかというところをしっかり抑える。
試験当日。
複線図の確認と、「欠陥事例」の確認だけはしておいた。試験会場では何もせず、待っていただけ。
試験前に問題が配られるが、No,10でありシンプルであると確信できたので、この回で絶対に受かるしかないという気持ちでいっぱいだった。
試験開始後は、淡々と確認しつつ作業を行う。慎重にはやったが時間にゆとりがあるのはわかってたので、余裕だった。実際今回も40分かからず終わってしまった。周りがまだやっていたので、正直、この問題のどこにそんなに時間がかかるのか謎だった。
見直しは三回やって、ミスが絶対にないと確信。それで終了。
結果発表
1月14日、合格発表のサイトが落ちて11時すぎぐらいだったか、そのぐらいにようやく確認できた。
6月から続いた、この試験がやっと終わった!と。
週明け、
ご丁寧に、こんな合格証書を頂けるのですね。
実務経験がないため、自分はここまで。ただし認定電気工事従事者の資格が申請すればもらえるため、申請手続きをして、全て完了。
電気工事士は難易度はそんなに高くはないが、二段階であるため時間と費用がかかるので、大変さは別の意味であると思う試験だった。
仕事として使うことがあるかは微妙だけど、よくやったと思う。