林道を探しに奥へ奥へ偵察してきた
こうも涼しいと長距離走りたい!!!!と思えてくるけど、気がつけば9時過ぎ。いまさら遅いので、前々から気になっていた、とある場所の林道が向こうまで抜けられるか、偵察へ。
色々なMTBのブログを見ていると本当に羨ましいコースばかりで…。こちらはというと本当に山になってしまい、なかなかそうやって走れる場所が少ないかなと。千葉山は近くて走りやすいがなにぶん、コースが短いというか…なにか物足りなくて。
そんなこんなで偵察へ。しかし車である程度までは行ってそこから行くことに。どうなっているかもわからないと、家から走る気にもなれず。
今回具体的な地名は一切出さないけど、場所が場所なので知ってる人はわかるはず…。
写真はたくさん出すのでヒントと思って頂ければと。
車から出して前輪だけ括りつけて完成と。
そして出発。大きい道路なので不安もなく登っていく。というかいつもはここを下るので登るのは初めて。下ってくるローディーが想像以上に多いことにビックリ。数キロだったが20人ぐらいと会った…。全員ロードバイク!!!
まあもちろん何人かで組む事で効率よく移動できるというのはわかるけど、日本はまさにロードバイク全盛期だなぁ~と。
少し行くと、山の方へ向かう。こっちは舗装はされているが、ロードバイクで走る人達は限りなく少なくなるので途端に誰とも合わなくなる。
しかしここからの上りが激坂。。おそらく勾配で20%はある。酷いところだとそれ以上なので、ホントに壁と言った感じ。ギアは最も軽いので時速5キロで上がっていく。足はフレッシュなので休まずとも上がれる。
だいたい出発から一時間で400m登る。
平らな所になると
気になっていた場所の入口。
oh・・・こんだけまだ登るのかよ・・・と思わず思ったけど、結局ほぼすべてずっと登りだった。
しばらくはまだお茶畑もありいいんだけど、この先から森へ
その森の中で、いよいよ未舗装路スタート。林道らしくなってまいります。
もう何もないかなぁと思うと
まだ綺麗にされてる茶畑があるので、人は入ってる模様。ただこの先の畑はもう放棄地。ここらの茶畑は年々放棄地になるだけだね。
しばらく走ると
雨で水の流れた跡が残っていて何も崩れてないので、此処から先は車も入ってない模様。いよいよ険しくなっていきます。
場所によっては草も結構なもので、蜘蛛の巣とマムシが嫌ならとてもじゃないけど来れません。
少しいけば意外と走りやすくなる。とにかく道は上りのみ。ハードテイルなら走って登れます。
しかし!!!林業関係以外は、人が踏み入らない地なので、泥もあったりして・・・
この舗装路用みたいなタイヤじゃさすがにグリップ力がなさすぎて、滑る。全然路面を噛んでくれないし。
GPSで位置を確認して、そろそろ終盤かな~というところまでは着く。ここらから方向が変わるなぁ~と思うも、何かヘン。
本来の方角ならここを下るはずなんだけど・・・・
木が倒れて、まともに通れやしない。でもいけるかも?と…期待はせず向かう。
ただね、嫌な予感500%!!!
というのも通れる道路で林道として使うのなら、ここから林業の人が走ってるはずで、倒れたままなんておかしい。さらに森は比較的手入れが行き届いてて、荒れ果ててる森でもない。ということは比較的年に数回は、車が通るはずなのに、木が倒れっぱなし…。つまり行き止まり。。
案の定、ここで行き止まり・・・。
もう一つは反対から上に上がる道路がある。林道として綺麗にされているのでいけるとは思うけど、向かう方角が正反対なのだ。さらに上りが続く。
ついでに手持ちの水が残り500mlで喉がカラカラ。。。
無理はやめようってことで断念。
ここらへんで標高780m。未舗装路をよくまあ登ったよ…。
ここの上が、道が続いてるんだけどよくわからん。
何よりあまりに山の深い所で、クマが出てもおかしくないエリアで、不気味で仕方ない。セミすらもなぜか鳴いてないし。
ちなみに自分は通信機器・無線機はいくつか持っているのと、位置情報は伝えて移動してるので、万が一のことがあっても位置が不明ということだけはないようにはしてある。
ということで!!!!!一気にダウンヒル スタート。
やはり下りは楽しい!!!!これだよこれ!
グリップしないのもあって泥の場所では速度を落としていたため、そこまで泥跳ねはなかったけど。しかしMTBは泥が似合う!!!
このタイヤはもう少し整地された湿ってないオフロードまでが限界。
本格的な石・岩・泥の路面だと、ダメ。あたりまえだけどね…。こういう所を走るとなると、ごっついブロックタイヤが最高。
下におりたらまたローディーが。。。まあよくいることいること。
MTBで自分もチャリも泥だらけ。
完全に同じ自転車であっても、やってることが別すぎるって実感する瞬間。
ダウンヒルは上半身も使うし、久しぶりの激坂でクタクタ。
のんびり走って、駐車場まで無事について帰宅っと。
結論としてはほぼ通り抜けは不可能だと思ってる。